ー 理想のボディサイズとは? ー  芸能人の公表スリーサイズが架空の数値であることは皆さんもご存じだと思いますが、女性のウエストは58センチがフツウ、と誤った情報がインプットされている男性も多いとか。じゃあ、実際のところ美しいボディとは一体どんなサイズなのか。身長から理想のウエストサイズを提示しているサイトなどもありますが、骨格や筋肉の付き方もあるし一概には言えないですよね。

こちらの写真は毎年話題を呼んでいるアスリート達のヌード写真「ESPN Body Issue」に登場したソフトボールのA.J.アンドリュー選手。素晴らしい肉体美とその体が演じる華麗なパフォーマンス!美しいですよね、ドキドキします。彼女のウエストが58センチということはなさそうですねぇ。。

ESPN The Magazine “Body Issue 2017”
アメリカを中心としたグローバルスポーツチャンネル・スポーツマガジン『ESPN』が毎年リリースするトップアスリートの美しく鍛え上げられた裸体にフォーカスした写真と映像。同誌のオフィシャルページでその他のアスリート達の写真もご覧になれます。

 

ー サイズではなくバランス ー  あれこれ調べた結果、ウエスト70センチでも80センチでも美しいバランスのボディがあり、逆にウエスト50センチ代でも残念なケースもあるようです。一か所の数値だけで語れない、ということですね。

さて、筋トレには頑張ったご褒美の「にんじん」が必要。目指すショートゴールの指標として、BMI(肥満度指標)とサイズバランスの2つを採用することとました。

1 身長・体重からBMIを算出し肥満度の確認をします
 ただし、筋肉質な人は体重が重くなり、痩せていてもお腹だけポッコリ等はBMIでは測れないので、他のサイズバランスと合わせて判断します。
2(女性)バスト・ウエスト・ヒップからボディバランスを確認します
2(男性)ショルダー・ウエスト・ヒップからボディバランスを確認します

■1 BMI 肥満度チェック ■

自分の肥満度をチェックしましょう。
計算式:BMI(Body Mass Index)=体重(kg)÷身長²(m)

ー サイズ測定は正確かつ正直に! ー  女性はトップバスト、ウエスト、ヒップを。男性は、肩回り、ウエスト、ヒップを測ります。

■2(女性)バスト・ウエスト・ヒップのゴールデンバランス ■

さて、肥満度チェックしたら次はボディバランスです。まずは女性から。ワコールさんが提唱している「BWHの周径バランス」を一つの参考値として、サイズの目標設定をしてみることにしました。こちら、平たく言うと、ウエストがスッキリとくびれていて胸またはお尻に大きく比重が傾いてないボディが美しい、という考え方です。

具体的には、縦軸にバスト/ウエストの比率、横軸にヒップ/ウエストの比率の目盛を取り、その交点となる座標が「美しいバランスゾーン」に入っているかどうか、でサイズバランスを見ます。(ワコールボディブック「BWHの周径バランス」

例えば、バスト90cm、ウエスト75cm、ヒップ95cmの女性の場合。
→ B/W:バスト90cm/ウエスト75cm=1.20
→ H/W:ヒップ95cm/ウエスト75cm=1.26
惜しい!ウエスト1.5cmマイナスで美しいバランスゾーンににリーチ!

上記はあくまでも参考目安。好みと持って生まれた骨格にマッチする、あなただけの理想のボディバランスを定めてみてください。

■2(男性)ショルダー・ウエスト・ヒップのゴールデンバランス ■

つづいて男性です。WHR(ウエストヒップ比)とSHR(肩回りヒップ比)でボディバランスを見てみます。

●WHR(Waist to Hip Ratio)
計算式:WHR(ウエストヒップ比)=ウエスト(cm)÷ヒップ(cm)
一般的に肥満の判定にはBMI値が用いられますが、りんご型(内臓脂肪型)肥満・洋なし型(皮下脂肪型)肥満の判別にはWHRが用いられます。男性ではWHRが1.0以上、女性では0.8以上で、内臓脂肪型肥満が疑われ、生活習慣の改善が必要となる場合があります。

そして、くびれ度として見た場合、理想の比率は0.9前後

●SHR(Shoulder to Hip Ratio)
計算式:SHR(肩回りヒップ比)=肩回り(cm)÷ヒップ(cm)
こちらで体型の逆三角度を確認できます。理想の比率は1.3前後。太マッチョが好みの方は、この数値だと細身に感じるかもしれませんね。

例えば、肩回り107cm、ウエスト85cm、ヒップ88cmの男性の場合。
→ WHR:ウエスト85cm/ヒップ88cm=0.97
→ SHR:肩回り107cm/ヒップ88cm=1.22
メタボに引っかかるウエストサイズに加え、WHRの数値も油断すると内臓脂肪型肥満のアラートが上がりそう。糖尿病など成人病疾患のリスクが高くなるので要注意ですね。
逆三角度としては、上半身の筋力アップがもうチョイな感じ。

ー 筋トレ効果はこう測る!(ビジュアル編) ー BMI、ボディバランスを把握したら、具体的な目標とする指標数値を決めましょう。
例えば最終目標はウエスト3cmダウン、肩回り3cmアップ。
筋トレには慣れてないから、まずウエスト3cmダウンを最初の3か月で目指す!など。

目標の数値と達成期日、両方を具体的に決めましょう。そして少なくても1か月に1度は測定して、記録し予実績の評価をします。思ったほど効果がでない場合は、その原因を振り返り、場合によっては筋トレメニューの変更や、そもそもの計画の見直しも必要かもしれません。

BMIが普通体重であれば、自分が理想とするボディバランスを目標指標として設定し、体重の増減はそれほど気にしなくて良いように個人的には考えます。よくモデル体型では〇〇体重とありますが、大人の事情で若いころにはあったハリが忘却の彼方に飛んで行ってますから低体重に落とすのは注意が必要。しわしわスジスジ星人の襲来と共に体力も低下して体調不良になりかねません。

筋トレをしていくので、人によっては逆に体重が増えるのかもしれません。また、大人の筋トレでは、ビジュアルだけではなく運動機能の向上も大事な目的になります。運動機能については次回取り上げます。