脂肪(文庫) - 中島唱子(著)、荒木経惟(写真)

脂肪(文庫) – 中島唱子(著)、荒木経惟(写真)

ー なりたい自分になった自分を見たい ー  アラーキーが撮る女性像はなんでこうナマっぽく映るんでしょうねぇ。独特の存在感と迫力にいつも圧倒されますが、主役はダイエットエッセイとなっています。溶かし去るのは脂肪か心の澱か。カラダが受け取った刺激はココロに影響を及ぼすし、ココロから発せられる感情はカラダにも影響を与える。当ブログのテーマとなっている「おとなのための筋トレ」、あなたは自身にどんな変化を求めますか?

脂肪(文庫) – 中島唱子(著)、荒木経惟(写真) 出版社:新潮社 (1998/10)
「最大体重107kgの女優が、20代の終りに、これが最後、と挑んだダイエット。なぜここまで太ったのか。どうして意地汚く食べてしまうのか。決して平坦でない過去を潔くのぞきこみ、書き留めてみた。苦しい日々。でも私は今、生まれ変わりたい!そしてついに溶かしさったのは、30kg余りの体の脂肪と、ずっとずっと奥底に積もっていた心の脂肪。アラーキーが、変わりゆく彼女を美しく撮り下した。(「MARC」データベースより)」

ー シンプルな機能の集合体を1点ずつ鍛えるイメージ ー 筋肉トレーニングは「一つの筋トレにつき一つの効果」という法則があるそうです。つまり、その筋トレで強化される部位しか変化しない。言われてみればそれはそうだよね、と理解できますが、つい、これをすれば運動機能がアップして、ダイエットもできて、メタボも解消、シックスパックもGET的な夢想が広がりそうです。

攻略すべきターゲットは筋肉ですから、与える刺激と得られる効果の関係はシンプルに考えた方が良さそう。マルチな筋トレは存在しないため、目的に沿ったトレーニング方法を複数組み合わせて、自分に一番合ったメニューリストにすることが肝要。

ー 小さく刻んで出来た自分を毎回褒めよう ー ここで考えたいのは筋トレを行う目的の設定。それも長期目標と短期目標に分けて考えた方が良さそうだ、ということです。ショートゴールを設定して1個ずつクリアしていくアプローチが、途中で効果も実感でき継続のモチベーションにもつながるのでは、と考えました。例えばこんな感じ・・・

「太ももはやたら細いがお腹はポッコリ。シックスパックとは言わないが、もう少しバランスのとれた四肢になりたい」まずは「メタボ危険地帯からの脱却。腹囲〇センチ以内になる!」ファーストステップは「腹筋〇回クリア」からスタート。

「子供と一緒にスポーツしても関節を傷めず息切れもしない自分になりたい」まずは「滑らかで力強い屈伸運動ができるようになる!」ファーストステップは「スロースクワット〇〇回クリア」からスタート、など。こちらは、長期目標を達成するには「何が弱っているのか」を洗い出して強化の優先順位をつけるなど、ショートゴールの細分化が必要そうです。

ー ストイックが楽しい方は突き進んじゃってください。そうじゃない方は自分なりのFunを見つけて ー 富士山を登るにも1合目から。努力やストイックさからは、ほど遠い私ですが「できるようになった!」「変化した!」は大好物です。また、ある程度の人生を経てきた大人でもあるので、体系的にモノゴトを理解したうえで実証するのは、そこそこ楽しい。何事も楽しくないと続きませんから、何か自分なりの楽しさを見つける、楽しいやり方を見つける、がおススメです。