秋葉原を舞台にしたタイムリープ物。ゲームから派生した科学アドベンチャーシリーズをマルチ媒体へ展開。
「CHAOS;HEAD」という作品の世界観の続編という位置づけの作品ですが、登場人物やストーリーの関係性はありません。「CHAOS;HEAD」は渋谷が舞台でしたが、こちらは秋葉原を舞台にしています 。タイトルに「;」が付く志倉千代丸さんというマルチなアーティスト/プロデューサーの科学アドベンチャーシリーズの一つです。
『STEINS;GATE』:シュタインズゲイトと読みます。STEINSとは造語のようですが、Einstein(アインシュタイン)に由来しているとのこと。
このシリーズのアニメをいくつか観ていますが、キャラクター設定が断然「STEINS;GATE」が際立っているので、個人的に一番好きです。特に「まゆしぃ☆」のキャラがこの作品の肝ですね。主人公の「おかりん」のキャラは少々鬱陶しい気もしますが。。
この作品は、ゲームが原作となっています。アニメの原作は、従来、ノベル(小説)やコミックでしたが、今やゲームからアニメに展開する方法も一般的になっているのですね。というか、企画段階から同時進行的にプロデュースしているのでしょうから、原作という概念も無意味なのかもしれません。
ゲーム、アニメ、ノベライズ、コミック場合によっては、実写化等々、今のコンテンツは一粒で何個も美味しいのが普通なのでしょう。
個人的にはゲームというものを全くやらないので、ゲームの中でどう表現されているのかはよく分かりません。何せファミコン登場の時には既に大人でしたから(苦笑)。任天堂は花札やトランプを作っている会社という認識しかなかったです。唯一、プレステ2が発売された時に即買いして、「」というゲームを2〜3ヶ月やっただけで、未だにクローゼットに仕舞い込んでいます。ゲームが嫌いという訳ではなく、こんなに時間を浪費するものに関わっていてはいけないという自制心です。いやあRPGの世界に踏み込まないで良かったです。
一つの分類として、このアニメはタイムリープ物というカテゴライズが出来ます。タイムリープとは時間軸を移動したり、繰り返したりするお話の事です。タイムリープアニメは、結構多いです。『Re:ゼロから始める異世界生活』、話題になったアニメ映画『君の名は』、おなじみの『時をかける少女』(私は映画の知世バージョンですが。)などが、有名ですね。
もう一つ、この作品の魅力としてテーマソングがあります。一連のシリーズのテーマソングは、プロデューサーの志倉千代丸さんの作詞/作曲ですが、ボーカルの「いとうかなこ」さんの声が抜群です。かなり最近まで、このボーカルは男性の声だと思っていました。ちょっと女性的な面白い声のボーカルだなあ。と。知らない方がミステリアスだったかな。
ところで志倉千代丸さんのアレンジ、ちょっと昭和歌謡の臭いがしますが、狙いなんでしょうかね。たとえば、渡辺真智子のアレンジみたいな感じがします。ま、今の人には分からないか。(笑)
END.