制作年:2009年 ◊ 原作:神山健治◊ 監督:神山健治 ◊ キャラクター原案:羽海野チカ◊ 音楽:川井憲次 ◊ 制作: Production I.G ◊ (C)東のエデン製作委員会

オリジナルTVアニメの力作。

たった2作しか書いていないのに巨匠の域に達している羽海野チカ(はちみつとクローバー、三月のライオン)がキャラクター原案をしています。「ノイタミナ」枠の最初が「はちみつとクローバー」のアニメ化だったことが関係しているのでしょうか。

羽海野チカのキャラクターは、すごい美少女とかは出て来ないのですが、ほのぼのと可愛いです。こういう近未来的作品のテーマに合うのかなあと思ったのですが、むしろ個性的でその組み合わせがこの作品の魅力になっています。

オープニングテーマは、 Noel Gallagherの楽曲『FALLING DOWN』です。 ぎりぎりOASIS名義になっています。Gallagher兄弟の喧嘩の真っ最中。弟のNoelが作詞/作曲/ボーカルを全部やっています。もともとOASISは、Noelの楽曲作りの才能に寄るところがありましたから問題無しです。めちゃ格好いい曲です。

キャラクターとオープニングテーマの2点だけでも観る価値大と思います。

フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の初のオリジナルアニメだそうです。コミックやノベルの実績のある人気作をアニメ化してきた枠で、なんの保証も無いオリジナルを創るには、かなりの意気込みが必要だったんだと思います。それが羽海野チカのキャラクター原案やOASISの楽曲採用という事に繋がっているのかもしれません。

それまでの「ノイタミナ」の成果がこうしたオリジナルを生み出せる勢いになっているとも言えます。今までに無いアニメを今までとは違う視聴者に届けたということで、2000年代後半からのアニメが質量ともに「ノイタミナ」の影響を受けているのでしょう。そのエポックメイクな作品です。

電脳社会を少し先取りしたような設定や、シナリオの面白さももちろんです。
END。

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