制作年:2011年 ◊ 原作:超平和バスターズ(オリジナルアニメ) ◊ 監督:長井龍雪 ◊ 音楽:REMEDIOS(麗美)雪 ◊ 制作:A-1 Pictures ◊ ©ANOHANA PROJECT

日常はどこにでもある。だから秩父もOK?

日本アニメのジャンルひとつとされる「日常系」と呼ばれるスタイルがあります。多くは、中学生や高校生の日常を繊細な心理描写でドラマ仕立てにしています。そうした「日常系」の特徴的な要素として、「実在する街を舞台に設定する」があります。時にはハッキリとは示さない場合もあありますが、ファンの間では聖地巡礼にも繋がって行きます。

アニメファンの行動は、放映を観る。DVDを買う。キャラクター商品を買う。聖地巡礼(舞台の街に出かける)をする。が一連のパッケージになっているようです。

「あのはな」と略されて人気だったこの作品の舞台は、かなりマイナーな街と言える秩父市。(失礼かな。)アニメの中には実際にある風景が多く使われています。(写真程度でしか確認していませんが。)ただし、実在風景よりも美しく、ビビッドに表現されていますね。

オリジナルアニメから小説、コミック化、劇場版、実写ドラマへと展開された「あのはな」。小学生の幼馴染六人組で結成したチーム?名が「超平和バスターズ」。ドラマは、高校生に成長し、関わりの薄くなった5人と1人幽霊のまま成長しない少女の話。ある日主人公の「じんたん」の前に、子どもの頃死んだはずの「めんま」が当時の姿のままで現れます。ただし、「じんたん」にしか見えないため、本人にも幻覚かどうかが疑わしい。

基本、青春モノ?というお話しなのですが、「超平和バスターズ」のメンバーのアダ名がとてもいいです。じんたん、めんま、あなる、ゆきあつ、つるこ、ぽっぽ。子供だから何も知らずに「あなる」なんてアダ名を付けちゃうところが憎いです。疎遠になった彼らも会えば未だにアダ名で呼び合います。

ところで、「日常系」アニメが根強く、レベル高く、作られ続くのは、日本の実写ドラマでは、俳優の演技力の問題で、機微な表現が出来ないことが原因ではないかな。とも思います。という訳で、「あのはな」の実写版を見るのは恐い。
絵の奇麗さ、それぞれのキャラクター設定の綿密さ、ドラマの展開、必見のアニメの一つです。
END。

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