制作年:2005年 ◊ 原作:BONES ◊ 監督:京田知己 ◊ 音楽:佐藤直紀 ◊ アニメーション制作:ボンズ ◊ (C)2005 BONES/Project EUREKA

Boy meets Girl の秀作ロボットアニメ?

ガンダム、エバンゲリオンという金字塔がある。それはロボットアニメなのだろうか。実際には、人間搭乗型ロボット(mobile suit)というか。どちらかと言うとジェト戦闘機の進化形という感じがしないでもない。それでもロボットアニメというカテゴリーになるという日本のアニメ事情があります。。逆にアトムや鉄人は、ロボットアニメというには今や異質な感じが。。

PlayStation 2用のゲームソフトと連動したメディアミックスプロジェクト「EUREKA Project」の一環として、アニメ「交響詩篇エウレカセブン」は制作されました。ゲーム、漫画、小説との連携アニメは、もっと大きな世界感の設定があって、後に時間軸を遡った作品などが制作されることが多くあります。「エウレカセブン」もそうした世界感の中にあります。

確実にガンダム、エバンゲリオンの遺伝子の延長にある「交響詩篇エウレカセブン」ですが、この作品の魅力は、主人公レントンとエウレカのBoy meets Girlがコアにあることだと思います。そこの部分を変に捻れさせなく、ストレートな物語になっているのがこの作品です。

お話の舞台は、超未来の地球なのか、違うのかも定かでない惑星。人間なのかどうなのかも定かではない少女エウレカ。誰と誰が戦っているのかも曖昧な戦争。そんな超SFの中にあって、そこに生きる少年少女が等身大に描かれていることが、全50話の長編を見続けることを挫けさせないのだと思います。

この作品のもう一つの魅力、反政府ゲリラのゲッコーステイトの「ノマド」な雰囲気です。連邦軍に刃向かうのですから自由な感じがあるのは当然としても、どこか根を持たない遊牧的な感じが好きですね。制作のボンズがこの後に作る「亡念のザムド」にこの世界感が引き継がれています。

「エウレカセブン」は、映画版や続編が制作されていますが、今のところ食指が伸びていません。

END。

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